(以下Billy=B、えりざべす=Q)
Q:
NIACINは全部オリジナルですか?
B:
全部オリジナルだよ。
おっと、そういえば11曲目に、ストラビンスキーの春の祭典がある。
とても美しい曲だよ。
Q:
今回のアルバムでは、どの曲が気に入っていますか?
B:
2曲目のドゥ・ア・リトル・ダーティー・ワークはかっこいいし、
3曲目のアイ・ミス・ユーはメロディがとてもきれい。
4曲目のワン・レス・ウォリーはけっこう好きだから、この中のどれかかな。
あっと、8曲目のアローン・オン・マイ・オウン・リトル・アイランドも
とてもいいよ。
Q:
インストルメンタル・アルバムの場合、歌詞はないわけですが、
タイトルと曲とどちらを先に作るのですか?
B:
曲が先。
フレーズを口ずさんで「こんな感じで」みたいに曲を作る。
あと曲にはイメージがある。例えば、8曲目のアローン・オン・マイ・
オウン・リトル・アイランドは、南の島で、夜には星が満天に
散りばめられるような美しく静かな島で、ひとりで心穏やかにゆったりと
しているようなイメージだね。
でも3曲目のアイ・ミス・ユーなんかは、ボーカルイメージで作ったから、
この曲はもしかしたら将来歌入りも出るかもしれない。
Q:
Billyが歌って?
B:
ないない(といって笑ってた)
Q:
Johnとのプロジェクトはどのようにして始まったのですか?
B:
Johnとはギターワールドマガジンのために1曲一緒に作ったんだ。
それがとてもよかったから始めたんだよ。この時一緒に叩いたのは
Patだったんだ。ドラマーが間に合わないと彼にお願いすることがあるよ。
Q:
キーボードはいろいろあるのに、なぜ今ハモンドなんですか?
B:
僕たちが若かったころに聴いたバンドでは、キーボードといえば
みんなハモンドだった。サンタナとか、ハンブルパイとか、
B3サウンドが多かった。僕はこの音が好きさ。今ではこの機種は
製造中止になっているけど、気に入っちゃったから一台買ったんだ。
Q:
NIACINの名前にちなんで、ファンクラブの会報のなかで、
「心のビタミン・ナイアシン」としてBillyの人生相談コーナーを
設けたいと思っているのですが、いかがですか?
B:
喜んで引き受けるよ!
ファンレターでもいろんな悩みを書いてくる人がいるよ。
そういう人の力になれるのは嬉しいな!
というわけで、Billyは21日に帰国。
実は彼はNIACINに関してはブルーノートで演奏したがっていて、
私としては日清パワーステーションでもやってほしいと思ったのですが、
みなさんでしたらどこでNIACINライブを見たいと思いますか?
気の早いBillyは、実はすでにNAIACINの2枚目のアルバムの曲を
いくつか作っているのです。
音楽への情熱はとどまるところを知らず!
そこがいいんですね。
NIACIN早く聴きたいですね!